双子ベビーカーというと、まずはじめに直面するのが「縦型にするのか、横型にするのか問題」。
どちらが良いのかわからず、悩みますよね。
決して安くはない双子ベビーカー。
買ってから後悔したくないのは当然です。
我が家でも双子ベビーカーの購入にあたり赤ちゃん用品店などに行きましたが、双子ベビーカーって案外展示されていないところが多く、現物を直接確認することが難しかったのを覚えています。
この記事では、双子ベビーカーの【縦型】と【横型】のメリット&デメリットと、我が家が購入した『エアバギー「ココダブルEXフロムバース」』を使ってみて感じた「良かったところ」&「悪かったところ」をまとめています。
これから双子ベビーカーの購入を考えられている方の参考になれば幸いです。
縦型、横型どっちがいいの??
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」を使ってみた結果
双子ベビーカーの縦型・横型のメリット&デメリット
双子ベビーカーには【縦型】と【横型】があります。
我が家でも双子の出産に伴い、双子ベビーカーを「縦型にするか」、「横型にするか」で悩みました。
まずは、【縦型】・【横型】とそれぞれにメリットとデメリットがあるので簡単に比較したいと思います。
【縦型】双子ベビーカーのメリット&デメリット
《メリット》
- 双子ベビーカーの横型と比べて幅が狭いため、狭い通路でも通りやすい。
《デメリット》
- 前後の座席で対象月齢が異なるものが多く、新生児から使用できないものも多い。
- 長さがあるため、前の様子がわかりにくい。
- 狭く、急な曲がり角の場合は通りにくい。
- 座席が前後になるため、「まえ」と「うしろ」どちらに座るのか、子どものケンカになりやすい。
【横型】双子ベビーカーのメリット&デメリット
《メリット》
- 新生児から使用できるものが多い。
- 子どもの様子をすぐ確認でき、お世話もしやすい。
《デメリット》
- 横幅が広いため、狭い通路だと通りにくい or 通れない。
【縦型】と【横型】の双方にメリット&デメリットがありますが、【縦型】より【横型】の方が総合的に見ると使いやすいように感じたため、我が家では横型のベビーカーを購入しました。
我が家で重視した点は、新生児から使えること、前後の座席のどちらに座るかでケンカしてほしくないことでした。
そして何より横型ベビーカーでは双子が横に並んでいる姿が『可愛い!!』というのも大きかったです。
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」とは
エアバギーを製造・販売しているのは「株式会社GMPインターナショナル」という日本企業です。
「ココダブルEXフロムバース」はどういったベビーカーなのか基本的な情報は以下のとおり。
重量が13キロに対して、耐荷重が49キロもあるのでしっかりとした作りなのが想像できます。
また対象年齢が生後0ヶ月から4歳くらいまでと、長く使えるのはうれしいポイントです。
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」を使って感じた「良かったところ」&「悪かったところ」
我が家では、種類が様々ある双子ベビーカーの中からエアバギー「ココダブルEXフロムバース」を購入しました。
なぜエアバギー「ココダブルEXフロムバース」を購入したかと言うと、単純に使っている人を多く見かけたからです。
それでは我が家がエアバギー「ココダブルEXフロムバース」を使ってみて感じた「良かったところ」&「悪かったところ」を説明していきます。
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」の良かったところ
- エアチューブのタイヤでサイズも大きいため、段差を乗り越えやすく走行時の安定感がある
- 操作しやすい(意外に小回りが利く、片手でも押せる)
- 新生児から使える
- 左右独立したサンキャノピーとリクライニング
- 通気性が良い
- 保冷・保温機能付きホルダーが2つある
エアチューブのタイヤでサイズも大きいため、段差を乗り越えやすく走行時の安定感がある
エアバギーのベビーカーは、大口径 23cm のエアチューブタイヤを採用しています。
そのため本当に段差を乗り越えやすく、溝にはまることも少ないです。
我が家では一番上の子のときにCombiのA型ベビーカー(一人用)を使っていたのですが、踏切の線路を走行することには線路にタイヤが引っかかって困ることがよくありました。
一方、エアバギーではタイヤが大きいこともあり線路であっても難なく走行することができました。
また、エアチューブが衝撃を吸収してくれるので安定感もあって安心して走行することができます。
操作しやすい(意外に小回りが利く、片手でも押せる)
双子ベビーカーとなると、一人用のベビーカーと比べて大きくて重くもなるため、操作しにくい印象がありました。
実際にエアバギー「ココダブルEXフロムバース」を押してみるとわかるのですが、片手でも難なく押すことができ、大きさや重さが気にならないほど軽くてビックリします。
また、横幅が大きい割に小回りもよく利き、操作性は抜群です。
新生児から使える
エアバギーのベビーカーはリクライニングが115°から155°まで角度を調整することができます。
対象年齢も生後0ヶ月から4歳くらいまでとなっており、新生児から使えるのは本当に助かります。
特に双子となると、荷物も多くなり外出するのもひと苦労です。
そんなときに少しでも楽に移動できる「ココダブルEXフロムバース」は購入して良かったところの1つです。
左右独立したサンキャノピーとリクライニング
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」は、左右それぞれでサンキャノピーとリクライニングが独立しているため分けて使うことができます。
我が家でも、双子の片方が寝ていてもう片方が起きているということは多々ありますが、寝ている子のサンキャノピーを下ろして光が入りにくいようにしています。
双子の状況に合わせて、それぞれで使い分けができるのはありがたいものです。
通気性が良い
エアバギーのベビーカーにはメッシュと布地の二重構造になっており、「サンキャノピーカバー」(布地部分)をめくることができます。
カバーを1枚めくると、メッシュになっているため風通しがとても良くなります。
特に夏場の暑い時期には、体温調整がまだ上手にできない新生児とって熱がこもりにくい環境にすることはとても重要です。
また、メッシュ生地なので子どもの様子がすごくわかりやすくなるのも良い点だと思います。
保冷・保温機能付きホルダーが2つある
さいごは少し地味なところになりますが、500mlボトルがすっきり収まる保冷・保温機能付きホルダーが両サイドにそれぞれ付いているところです。
のどが渇いたときに、サッと取り出して飲むことができるので何気にうれしいポイントでした。
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」の悪かったところ
- 狭い通路は通りにくい
- 持ち上げたときは重たい
- 収納時のバランスが悪い
- 座席を倒したときには、座面下の荷物かごに荷物を入れにくい
- シートを汚した際にシートの取り外し&取り付けが面倒
- タイヤロックを解除する際に、サンダルだと足が痛い
- タイヤに空気を入れる必要がある
狭い通路は通りにくい
これはエアバギー「ココダブルEXフロムバース」に限らず横型の双子ベビーカーの宿命だと思いますが、やはり狭い通路だと通りにくいです。(通れない道もあります)
比較的、新しい施設だと通路を広めに確保されていることが多いですが、それでも角を曲がるときや他の人とすれ違うときなどは気を遣います。
持ち上げたときは重たい
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」の重量は13キロあるため持ち上げるとやはり重たいです。
我が家では移動の際は車を使っていますが、車の荷室からエアバギーのベビーカーを上げ下げするのは少し大変です。そのため車の荷室からベビーカーを上げ下げする際は、極力パパにお願いしています。
収納時のバランスが悪い
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」は折りたたみ収納時の奥行きは45センチとコンパクトです。
しかしながら、自立する際のスタンドが動きやすいためバランスを崩し倒れることがあります。
我が家では車の荷室にベビーカーを収納しており、車のバックドアを開けた際に倒れてくることが何度かありました。そのため100均で買った転倒防止のひもを使っています。
座席を倒したときには、座面下の荷物かごに荷物を入れにくい
双子の荷物となると多くなるためベビーカーの収納力も欠かせません。
もちろんエアバギー「ココダブルEXフロムバース」にも座面下の荷物かごに大容量の収納があり、両サイドにはファスナーも付いていて収納しやすくなっています。
しかし、サイドファスナーの隙間からでは意外と荷物を入れることができませんでした。(我が家の荷物が大きいのもあるかと思いますが)
また、リクライニングを倒し切っているのでベビーカーの後ろ側からの隙間も狭く、中央にはフレームもあるため大きい荷物を入れることができず、肩に掛けて持ち歩く形になってしまうのが残念なところです。
シートを汚した際にシートの取り外し&取り付けが面倒
エアバギーのベビーカーは、シートが汚れた場合にシートを取り外して手洗いすることができます。
ただ、このシートの取り外し&取り付けがかなり面倒くさいです。
我が家でも双子のウンチ漏れでシートが汚れた際にシートの取り外し&取り付けをしたことがありましたが、シートを固定するスナップボタンの数が多く、取り付け手順も間違えるときちんとシートを設置することができません。
そのため、極力シートを取り外す必要がないように、我が家ではシートカバーを付けて対処しています。
タイヤロックを解除する際にサンダルだと足が痛い
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」は後輪タイヤをロックする装置が後輪のタイヤとタイヤの間に付いています。
ロックをする際は装置を踏んで下ろすことができますが、ロックを解除する際は装置を持ち上げる必要があり、足の甲で持ち上げようとすると、凹凸があるためサンダルなど足の甲が露出していると痛いです。
タイヤに空気を入れる必要がある
エアバギーのベビーカーのタイヤはエアチューブを採用しています。
定期的にタイヤに空気を入れる必要があるためどうしても少し手間に感じます。
ただし、付属の空気入れがあるので、外出先でのちょっとした休憩中にサクッと空気を入れることが可能です。
多胎児支援制度を活用しよう
双子ベビーカーとなると、ひとり用よりも割高になり決して安い買い物とは言えません。
そのためお住いの自治体に助成制度がある場合は、忘れずに活用しましょう。
我が家が住む自治体には多胎児支援の制度があり、双子ベビーカーはもちろんのこと、チャイルドシートや子ども2人乗せ用自転車も対象になりました。
お住いの自治体によって対象となるものや助成額など条件に違いがあると思いますので、ぜひともご確認ください。
少しでも経済的な負担が減るのは助かります。
まとめ
【縦型】・【横型】の双子ベビーカーのメリット&デメリットと、エアバギー「ココダブルEXフロムバース」を実際に使ってみた感想をまとめました。
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」の良かったところ
- エアチューブのタイヤでサイズも大きいため、段差を乗り越えやすく走行時の安定感がある
- 操作しやすい(意外に小回りが利く、片手でも押せる)
- 新生児から使える
- 左右独立したサンキャノピーとリクライニング
- 通気性が良い
- 保冷・保温機能付きホルダーが2つある
エアバギー「ココダブルEXフロムバース」の悪かったところ
- 狭い通路は通りにくい
- 持ち上げたときは重たい
- 収納時のバランスが悪い
- 座席を倒したときには、座面下の荷物かごに荷物を入れにくい
- シートを汚した際にシートの取り外し&取り付けが面倒
- タイヤロックを解除する際に、サンダルだと足が痛い
- タイヤに空気を入れる必要がある
決して安くはない双子ベビーカーを後悔しないように、ご家庭の状況に応じて検討してみてください。
双子育児は大変ですが、少しでも双子育児が快適になることを祈っています。
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