我が家の上の子は、2歳前後のときに床に頭をぶつける行為(ヘッドバンキング)をしていました。
はじめて床に頭をぶつけ出したときは、なぜ痛い思いをしてまでするのか、よくわからず驚きました。
ギャン泣きはするし、止めさせようとしても繰り返しするので、本当に困ったものでした。
この記事では、我が家の上の子が床に頭をぶつけたときの状況や対応などをまとめています。
ヘッドバンキングは結構あること、成長につれてなくなっていくようですが、子どものヘッドバンキングに困っている方の参考に少しでもなれば幸いです。
子どもはなぜ床に頭をぶつけるの??
どういうときに床に頭をぶつけるのか
ひとたび、ヘッドバンキングがはじまるとギャン泣きで、止めようとしても抵抗して本当に大変でした。
まずは我が家の上の子がどういうときに床に頭をぶつけていたのか。
そのときの状況について説明していきます。
甘えたいとき
1つ目は「甘えたいとき」です。
抱っこしてほしいときに、すぐに抱っこできないときなどにはグズって床に頭をぶつけることがありました。
我が家では、特に双子が生まれてからは双子のお世話ですぐに上の子の相手をすることが難しくなったこともあり、上の子の赤ちゃん返りもあって大変でした。
してほしいことをしてくれなかったとき
2つ目は「してほしいことをしてくれなかったとき」です。
例えば買ったおもちゃの箱やお菓子の袋など開けてほしいときに、私やパパのところまで上の子が持って来るときがあります。
すぐに箱や袋を開けてあげることができれば良いのですが、すぐに開けることができないときやお菓子をこれ以上あげないようにしたときなどに床に頭をぶつけることがありました。
機嫌が悪いとき
3つ目は「機嫌が悪いとき」です。
なぜ機嫌が悪いのかわからないときもありますが、眠いときやお腹が空いているときなどは顕著でした。
ベッドに移動させようとしたり、ご飯を食べさせようとしたりする際に抱き上げようとすると、身体を反ってギャン泣きし床に頭をぶつけることがありました。
痛いのになぜ床に頭をぶつけるのか
おでこを赤くしたり、たんこぶを作ったりと痛い思いをしてまで、なぜ床に頭をぶつけるのか理解できませんでした。
本当に困ったのと同時に疑問でもありました。
ペンギンこどもクリニックの村上院長によると、
『自分で頭をいろんなところにぶつけることを「ヘッドバンキング」といいますが、実はこのヘッドバンキングをする子は結構います。
ヘッドバンキングは眠くなったり、寂しかったり、かまってもらえなかったりした時にすることが多いようです。』
引用元:自分で頭を壁や床にうちつけるのですが、大丈夫でしょうか?/ペンギンこどもクリニック(https://penguin-kids.com/blog/2020/01/post-343/)
とありました。
他にもインターネット上には壁や床に頭をぶつける行動があり、大丈夫なのかと心配する内容が複数あったので結構あるんだなと感じ少しホッとしました。
思ったことをうまく伝えられない、思い通りにいかないなどといったイヤイヤ期特有の1つでもあるんだ知って、納得したところです。
床に頭をぶつけたときの対応
床に頭をぶつけるといった行動が結構あることだとわかっていても、痛い思いをする行為なので対処法が気になりますよね。
再びペンギンこどもクリニックの村上院長によると、
『成長につれて自然にやらなくなるので、気にしないで大丈夫です。むしろあんまり気にして何度も注意すると、逆に癖になってしまう子もいます。
おおらかな気持ちで見守ってあげると良いと思います。
もし気になるようであれば、だんだんタイミングがわかってくるので、やりそうなタイミングで抱っこしてあげると良いと思います。』
引用元:自分で頭を壁や床にうちつけるのですが、大丈夫でしょうか?/ペンギンこどもクリニック(https://penguin-kids.com/blog/2020/01/post-343/)
とありました。
成長するにつれて自然とやらなくなるので気にしなくても大丈夫みたいですが、そうは言われても気にしてしまうのが親心。
目の前でゴツン、ゴツンと頭をぶつけ、泣く姿を見ると放っておくのは難しいものです。
そのため我が家では上の子が床に頭をぶつけようとすると基本的に抱きしめていました。
ヘッドカバーを着けるのも良かったのですが、上の子は帽子などの被り物が大っ嫌いなので断念。
ヘッドカバーを着けることができるお子さんの場合は、頭を守れるため検討してみてもいいかもしれませんね。
床に頭をぶつけていた我が子のその後
はじめのうちは、床にゴツン、ゴツンと力強くぶつけていた上の子ですが、痛い思いをして次第に力加減がわかってきたのか、床にコツン、コツンとぶつける程度になっていきました。
最終的には2ヶ月ほどで、床に頭をぶつけることがなくなりました。
その代わりに今度は手で床を叩くように。
手で叩く程度であればもう大丈夫かなと思いました。
まとめ
壁や床に頭をぶつけるヘッドバンキング。
我が家での状況と対応も踏まえてまとめました。
ヘッドバンキングをする理由
- 眠い
- さみしい
- かまってほしい
- うまく思いいを伝えられない
- 思い通りにいかない など
ヘッドバンキングの対処法
- 気にしない
- 抱きしめる
はじめてヘッドバンキングを見たときは、どうしたの?大丈夫?とやはり親としては慌てますが、このヘッドバンキング自体は結構よくあること、成長するにつれてやらなくなっていくことを知り安心しました。
我が家では抱きしめることでしなくなっていきましたが、子どもを温かく見守り育てていくことが大切だと感じた出来事です。
変に慌てずに、お子さんを温かく見守りながら対応できればいいですね。
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